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社長室通信 Vol.104

社長室通信
Vol.104

意見交換会を開催しました

3月11日(火曜日)、増田社長と関東エリアのグループ社員との意見交換会を開催しました。
5名の社員が参加し、活発な意見交換が行われました。

≪テーマ≫
グループ中期経営計画「JP ビジョン2025+」を踏まえ、支社・本社に期待すること
商品・サービスや業務において、棚卸し・改善が必要と考えられるもの

社員からの主な意見

  • 業務や資格取得に必要な技術・スキルを、インターネットを通じた動画教材や書面で習得する機会がもっと充実するとよい。空き時間を有効活用して身につけた知識を、お客さまの前でもどんどん発揮できるような環境にしていきたい。
  • 親世代のお客さまで、「子どもに金融商品をすすめたい」というニーズをお持ちの方がいらっしゃる。若い世代のニーズに応えられる商品が増えれば、お客さまにもお声がけしやすくなる。また、信託や相続等サービスの拡充の検討においては、郵便局の終活サービスなど、すでに提供されているサービスと相乗効果を発揮できるのではないかという期待感も持っている。
  • 土日や祝日に営業している窓口が少ない地域では、少し離れた郵便局に来局されるお客さまが一定数いる。これからも周辺地域や他社の動向などを考慮した戦略を進めることで、新たな需要の獲得にも、お客さまの利便性向上にもつながっていくだろう。
日本郵政グループ 社員
意見交換会の様子

増田社長からのコメント

  • ちょっとした時間であっても、オンラインでの研修などノウハウを浸透できる機会を充実させたい。かつては勤務時間中に曜日・時間を決めて全員を集め座学というのが主なやり方だったが、現在はそれぞれの業務時間に対応する形で進めることも重要になる。
  • 他社も取り扱っている商品を見ると、やはりお客さまのニーズが多様化していることを実感する。資産形成に関しては、他社商品を含めて非常に多くの方法があるため、改めてニーズの精査をしていきたい。

社員からの主な意見

  • 郵便物など、特に日々の取り扱いが多い商品・サービスについては、お客さまの声を聞いてテストしてもらうなど、より利用しやすくするための検討を進めてほしい。
  • 風景印・記念印は、押印する際の取り扱いを現在よりも柔軟にすることができれば、短い時間でお客さまにお渡しでき、よりご満足いただけると考えられる。また、各郵便局で「電子風景印」のようなものを作り、ポイント付与の特典などがあると有益ではないか。
  • 貯金の各種手続きに関して、デジタル化の進展でアプリの機能も増えており、また、お客さまからの電話での問い合わせ内容は多岐に渡る。専用のお客さま向けコールセンターが整備されると、より迅速な対応が可能となり、お客さまの利便性向上も期待できる。
日本郵政グループ 社員

増田社長からのコメント

  • 観光客が多い地域の郵便局に行くと、窓口で社員のみなさんが風景印を丁寧に押印し、お客さま対応を行っている。お客さまが多い時間帯などを念頭に、より柔軟な対応も検討したい。
  • システムへの切り替えなど、新たな施策が求められる。切り替えてしばらくは、お客さまや社員双方の使い勝手の変化により、さまざまな要望が寄せられることになるだろうが、しっかり対応していきたい。

参加者の感想

参加者
グループ内他社の現状や考え方を詳しく知ることができました。
参加者
お客さまはもちろん社員の視点からの課題や考えを聞くことができ、今後に対する期待感が高まりました。
参加者
今回の内容を職場内に共有し、今後の業務に活かしていきたいです。
集合写真

訪問局の模様

意見交換会を実施した宇都宮中央郵便局の他、石井郵便局、宇都宮大学内郵便局を訪問し、地域に根差す各郵便局の現状を伺いました。

訪問を振り返って
(増田社長)

増田社長
お客さまの時間を有効活用できるサービス体制の拡充は重要な課題であると言えます。すでに始まっている施策もありますが、地域ごとの営業時間に戦略を持たせることやDXを積極的に活用することなど、多方面でさらに磨きをかけ、発展させていきます。
 
社員の皆さんが研修などを通じてノウハウが蓄積していくことも、同じくお客さまにとってプラスになります。多様なニーズに応える機会を作っていただきたいと思います。

今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。