社長室通信
Vol.14
12月16日(水曜日)、増田社長とグループ本社社員との意見交換会を開催しました。
グループ4社から社員6名が参加し、中期経営計画について意見を交わしました。
社員からの主な意見
- 人材育成について、営業重視からお客さま本位へ視点を変えるためには、人事評価などのハード面の整備と並行して、働く社員のマインドや組織風土など、ソフト面の改革も重要。
- かんぽ生命は、お客さま目線を大事にしながら、郵便局とはビジネスパートナーとしてお互い協力関係にあることが大事。また、かんぽ生命の新⼊社員が早い段階に郵便局で研修することは、お客さま⽬線を考えることや、グループ他社の状況を理解するという意味でも大事。
増田社長からのコメント
- 人事の公平感がないと組織として持たないこともある。仕事の能力だけでなく、人間性も含めて上位の職務につけるのにふさわしいかを考える。「中期経営計画の基本的考え方」の中でも触れているが、営業目標だけでなく人事評価制度の見直しの議論をしているところ。
- 郵便局が今まで築き上げてきたお客さまからの信頼や、郵便局を起点にして仕事をしているというグループの一体感は常に保持しないといけない。ゆうちょ銀行の社員やかんぽ生命の社員でも郵便局勤務の研修等の機会を増やすことが必要。
社員からの主な意見
- DXは一つの手段にすぎず、お客さま目線であるという本質の部分を意識することが大事。また、DXを推進するためには、トップダウンによる強力な推進や構造改革がないと進まない。既存のルールから脱却した組織づくりや制度面の抜本的な改革が必要。
増田社長からのコメント
- DXについては、グループとして連携を取りながら推進していくため、10月にDX推進室を設置した。投資の実施は経営判断ではあるが、投資の規模が大きいからといって良い発想をつぶすことはしない。
- 例えば、各種サービスを提供するアプリや、フロントラインで使用するタブレットが会社別に分かれている。共通基盤のアプリを作ってサービス間の連携を高めたり、ゆうちょ銀行やかんぽ生命も含め、統一のタブレットを整理できないかと考えている。
参加者の感想
増田社長からのコメント
- 中期経営計画の基本的考え方に、グループの風通しをよくする人事交流について記載しています。本社、支社・エリア本部、フロントラインの縦と、グループ各社間の横の人事交流、さらに、他の民間企業への出向等、グループ外の人事交流があります。特に、グループ外で、DXに優れた成果を挙げている企業に行くことは、これからの人事交流で必要なことだと思っています。
今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。
また、参加者の意見を踏まえた上での、中期経営計画に対する増田社長のお考えを直接伺えたことで、その思いがより伝わってきたのと同時に、更に理解が深まりました。
ぜひ、これからも意見交換会を続けて頂き、より多くの社員に参加して欲しいと思います。