社長室通信
Vol.34
10月14日(木曜日)、増田社長と信越支社エリアの郵便局社員との意見交換会を開催しました。
6名の社員が参加し、活発な意見交換が行われました。
《テーマ》
○グループ中期経営計画「JP ビジョン2025」を踏まえ、支社・本社に期待すること
○業務において、棚卸し・改善が必要と考えられるもの(具体的な対象業務やお客さまの声から気づいた必要性等)
社員からの主な意見
- お客さまが多様化するにつれ、手続きが難しくなってきていると感じる。保険契約訪問時の携帯端末機で、新規契約のみのオンライン・ペーパーレス化だけではなく、請求手続きもできると良いのではないか。書類の削減に加え、書類の改廃作業も無くなることから、さらに業務効率化できる。
- 現在荷物がどこにあるのかがもっと詳細に分かれば、お客さまの要望に応えられる場面が増える。また、運送便トラックのロケーション情報が一目で詳細に分かるシステムがあれば、遅延情報を確認しやすく、要員配置にも活かせる。
- 荷物分野では他社との競争が激化している。やはりお客さまが気にしているのは価格面なので、品質は確保しつつも、他社に対抗しうる価格設定ができるようになると良い。
増田社長からのコメント
- DXについては随所で強い要望をいただいている。保険についても、入院後に窓口に来て紙ベースで手続きをしてもらうのは大変なので、スマホでできるようにしていくなど、時代の流れとして当然に進めていかなければいけない。優先度を考えて実現させていきたい。
- 理想論かもしれないが、やはり我々は最後はサービスのクオリティで勝負していきたい。
社員からの主な意見
- 窓口業務のデジタル化に伴い、お客さまサービスの利便性向上が図られている。また、作業負荷軽減に繋がっており、とても助かっている。今後もデジタル化を推進いただきたい。
- 既に都心部で導入されている、電動バイクや電気自動車の導入を地方都市部へもお願いしたい。電動バイク等であれば、給油の心配をせずに配達できるため、ガソリンスタンドに立ち寄る時間も削減できるし、普段通らない道を通ることによる交通事故の削減にも寄与する。
- お客さまから、「やっぱり郵便局にお任せして良かった。」とお聞きすると、私自身も満足感が得られ、仕事に対する意欲も増す。デジタルとリアルの温かみの融合こそが、日本郵便に求められる絶対的な役割だと信じている。
増田社長からのコメント
- DXの狙いは、お客さまに対しては24時間365日、楽に色々な商品・サービスが利用できるようにすること。また社内的には、窓口の負担を軽減し、社内事故をなくしていくこと。可能な限りDXを進めて、最終的には現場の負担軽減につなげていければと思う。
- EV車については、寒い地域では蓄電池の機能が落ちるため、配備のスピード感には地域差が出てくると思う。ただ、性能はどんどん上がってきており、夜間に充電しておけば給油の心配は少なくなる。これからの季節は雪道の危険もあるので、ぜひ安全運転に努めていただきたい。
- 日本郵便はきちんと最後のお届けするところまでやっていく。手間が掛かって大変な部分もあるが、お客さまに安心して選択していただけるような会社でありたいし、常にお客さまや地域に責任を持つ企業グループでありたいと思う。
参加者の感想
- 動画とは違い、直接お話を聞いたり話したりすることにより、社長の考えや想いの熱量を感じることができ、「自分もやろう!」いう想いが強くなりました。
- 一人ひとりに耳を傾け、寄り添ったご意見をいただきありがとうございました。フロントラインで働く社員と経営陣との距離が縮まったような気がしました。
増田社長からのコメント
- 当グループの経営理念にはお客さまの幸せだけでなく、社員の幸せについてもしっかり実現して地域に貢献していくと、お客さまと社員が並列に書いてある。社員に負担をかけているところを、もっと考え方を見直して、これまで以上の形で地域に貢献していけたらと思う。
- 引き続き、大きく制度ややり方も変わることもあるが、しっかりと研修や社内での話し合いをしていただき、風通し良くしていけたらと思う。
今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。