社長室通信
Vol.98
12月3日(火曜日)、増田社長と日本郵政グループ社員との意見交換会を開催しました。
グループ内インターンシップ経験者4名が参加し、「グループ内インターンシップ参加の目的や同経験を通した自身の行動の変化」というテーマで意見を交わしました。
- ≪グループ内インターンシップとは≫
- 日本郵政グループ内の人事交流の活性化や風通しの良い組織風土の醸成を目指し、日本郵政グループ各社において、短期間、会社や部署の垣根を越えて希望部署の業務を体験する施策です。
社員からの主な意見(グループ内インターンシップ参加の目的と参加した感想)
- 自身の所属以外の部署を経験することで、当該部署の理解度を深め、自身の業務へフィードバックできると考え参加した。
- 日本郵政グループ内の人脈を広げ、新たな業務に繋げることができると考えた。
- 日本郵政グループ外他社と差別化していく上で、日本郵政グループの一員として、一貫した取り組みが必要になると考え、グループ内インターンシップに参加した。
- 他部署の理解を深めることができたと同時に、さまざまな社員と交流することができた。各々の強みを活かせるような体制・制度の必要性を感じた。
- 同一の施策であっても、日本郵政グループ内各社の特性に応じた取り組みが行われていることを実感できた。

社員からの主な意見(グループ内インターンシップ参加前後での自身の行動の変化)
- グループ内インターンシップで交流し、お互いの業務を知ることができたため、関連部署間で情報格差なくフラットな業務遂行が可能となった。
- グループ内インターンシップを経験して、他社へ出ていくことに対する恐怖心が減り、社外に目を向ける機会が増えた。
- グループ内インターンシップ参加後は「顔が見える」関係となり、日本郵政グループ各社との意思疎通の機会が増えた。加えて、自身の業務が自社に閉じたものではなく、日本郵政グループとしての取り組みの中でどこに位置づけられるのか、どのような価値があるのかを意識するようになった。
- グループ内インターンシップ終了後も研修先の打合せの場に参加するなど、人事交流は継続できている。

増田社長からのコメント
- グループ内インターンシップ参加の目的はそれぞれ異なるが、新しい環境に身を置いて、違う目線で仕事を見るということに対しては全員が肯定的な評価をしているということで取り組みについては一定の成果があったかと思う。
- グループ内インターンシップで得られるものには、人脈や業務へのコミットメントなどがあるが、どちらにせよ狭い日本郵政グループ内であるので人脈はぜひ活かしてもらえればと思う。

参加者の感想
- グループ内インターンシップ施策について、「単なる人事施策」ではなく、社内の活性化や社員の成長促進に向けて、増田社長や役員の皆さまが期待をもって実施されているのだと感じました。
- 増田社長をはじめ、当グループの経営層の皆さまから、日本郵政グループ社員にどのようなキャリアを描いてもらいたいのか、社員にどういった人財になってもらいたいかといった考えを直接伺うことができ、非常に貴重な機会をいただいたと感じました。

意見交換会を振り返って
(増田社長)
- 日本郵政グループ以外の他社との人事交流も社員育成に非常に有効ですが、どうしても2年程度の期間が必要です。一方でグループ内インターンシップであれば比較的短期間でより機動的にさまざまな経験ができるので、今後もバリエーションを拡充し、充実させていきたいと思っています。
- グループ内インターンシップに参加した社員については、研修で得た経験や気づきをぜひ自社や自部署に持ち帰り、周りのメンバーとも共有しながら今後のキャリアに活かしていけることを願っています。
今後も日本郵政グループ役員・社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。