社長室通信
Vol.94
10月3日(木曜日)、増田社長と東海エリアのグループ社員との意見交換会を開催しました。
5名の社員が参加し、活発な意見交換が行われました。
- ≪テーマ≫
- グループ中期経営計画「JP ビジョン2025+」を踏まえ、支社・本社に期待すること
- 商品・サービスや業務において、棚卸し・改善が必要と考えられるもの
社員からの主な意見
- 女性管理者を増やすという点は、非常に期待が持てる。今後、結婚や子どもができて働き続ける場合を考えると、これまで以上に働きやすい環境づくりを進めてほしい。
- デジタル化の進展により、今後、窓口社員にはより高度で色々なスキルが求められると考えている。必要なものは専門性であり、研修を充実させてほしい。社員間の知識やスキルの差ができないよう、お客さまにいつでも適切な情報を提供できる仕組みを引き続き整備してほしい。
- NISAなど、お金のことについて、気軽に相談できるところがあるとよいと思っており、リモート受付なども活用しながら、郵便局を地域の中心に位置づけることができればよいと思う。
- 郵便窓口に立つと、お客さまから「再配達時にすぐつながらない」というご意見をいただくことがある。自動応答やLINEで再配達依頼できる環境は整っているものの、特に高齢のお客さまのなかには、操作ができずに郵便局に受け取りに来られる場合もあるので、人と直接話すことのできるコールセンターの重要性を感じた。
増田社長からのコメント
- 研修の質や量がコロナ禍をきっかけに、やや薄くなってしまっている。段々と懇親会なども含めて、仲間意識を深めていける機会を増やせていけたらと考えている。
- 郵便局などの管理者については、業務量を測るといった現状の洗い出しを進めている。配置する管理者を増やすこと、勤務開始や終了時間の最適化なども含め、働き方をより改善できたらと思う。
社員からの主な意見
- 荷物を郵便局で受け取る場合は、郵便局アプリを用いて、ポイント付与の特典があるとよいのではないか。
- ペーパーレス化が進むといいなと期待している。タブレット端末が配備されて以前より減ってはいるが、多くは書面手続きであり、時間や資源がもったいない状況。
- お客さま向けにはタブレットを用いながらも、高齢の方にも配慮した、わかりやすいデザインや手書き入力などができるような工夫がほしい。また、業務向けには、データ送信した後でも詳細を確認できる機能が充実していると助かる。
- 商品開発について意見を述べる機会があり参加しているが、お客さまのニーズを考えるとやはり新たな商品が欲しいという意見が出てくる。
- 従業員のコミュニケーションの場として、郵便局内にリフレッシュルームが作れないか。自宅・職場・これらとは別のサードプレイスという発想から、社内カフェなどを作り、情報交換の場所が作れたら良いと考えている。
増田社長からのコメント
- 社内システムについては機能追加や操作性向上を進めていきたい。また、ゆうゆうポイントのサービスについては11月から開始となるが、まずは来局やキャンペーンのポイントからスタートしていく。
- 仕事を効率化することで、お客さまへ親身に対応する時間を増やしたいと考えている。
参加者の感想
- 質問したかった項目にも答えていただき、すぐに業務に取り入れようと思いました。
- 社員全体の意識を高めるきっかけにできればと思います。
- 現場の声を親身になって聞いてもらえたこと、提案に対して真摯に向き合っていただいたことが非常に有意義でした。
訪問局の模様
意見交換会を実施した一宮郵便局の他、名古屋中央郵便局を訪問し、地域に根差す各郵便局の現状を伺いました。
訪問を振り返って
(増田社長)
- 普段から慣れ親しんだサービスであっても、まだまだ質を向上できる点はあります。場合によっては、新たなシステムや商品と組み合わせることで、一気に提案の幅が広がるでしょう。郵便局や店舗にいらっしゃる多様なお客さまに寄り添うことができ、かつ利用しやすい環境を提供できるよう、改善を進めていきます。
- また、われわれには社会全体への貢献、地域への貢献という役割があります。社員のみなさんには、よい社会・地域のあり方を常に考えながら、これからも仕事に取り組んでいただきたいと思います。
今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。