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社長室通信 Vol.71

社長室通信
Vol.71

意見交換会を開催しました

6月13日(火曜日)、増田社長と沖縄エリアのグループ社員との意見交換会を開催しました。
3名の社員が参加し、活発な意見交換が行われました。

≪テーマ≫
グループ中期経営計画「JP ビジョン2025」を踏まえ、支社・本社に期待すること
商品・サービスや業務において、棚卸し・改善が必要と考えられるもの

社員からの主な意見

  • 日々の業務の中では、未だに紙資料が多く、ペーパーレス化を進めていただきたい。例えば、日々のチーム内のミーティングも紙資料であるし、配達に使う資料も紙で出力している。資源の有効活用が必要と考えている。
  • システム全般の投資が、競合他社よりも遅れている印象。お客さまのニーズに合わせたECサイト向けのツール開発など、配送以外の価値提供も求められる。また、保険契約にも相当な時間を要しており、システムの改善やオンライン・郵送での対応についても、検討をお願いしたい。
  • 全国一律のサービスに加えて、地域によってふさわしいサービスを導入いただきたい。カタログ商品の様に、金融商品もキャンペーン等、地域にあったものを導入できれば良いと考えている。また、宮古島では、オリジナルのフレーム切手が大変好評であるが、あわせて絵はがきを作ることも考えられる。フロントラインやお客さまの意見を聞いて、スピーディーに対応いただきたい。
日本郵政グループ 社員

増田社長からのコメント

  • 現在の中期経営計画「JP ビジョン2025」ではDXを積極的に進めている。紙で処理することによるミスの発生や保管スペースの問題もある。デジタルツールにより、お客さまにとっても手続きが簡便となることに加え、社員も事務処理がスムーズになり、生み出した時間でお客さまとのコミュニケーションをより充実させることもできる。今後は、スマートフォンやタブレット一つで簡単に手続きや業務を行えるような世界にできるだけ早く近づけていく。
  • 郵便物が減少するなか、荷物分野でより成長していく必要がある。競合他社が対応していることを積極的に取り入れていきたい。具体的な声があれば、積極的に支社や本社にご提案いただきたい。
  • 全国一律のサービスやネットワークを維持するのは重要なこと。一方で、例えば沖縄県であれば島ごとになるかもしれないが、地域ごとの特色を活かしたサービス展開も必要なこと。支社単位でも様々なことを考えられるよう、支社の権限や予算を充実させ、動きやすい体制を整備していく。

参加者の感想

参加者
一人ひとりの意見を途中で止めることなく、最後まで聞いていただき、真摯にコメントいただきました。
参加者
今後も同様の取組みを継続いただき、より多くの社員の声を集め、より良い会社にしていただきたいと思います。
参加者
貴重な機会を設けていただきありがとうございました。

訪問局の模様

意見交換会を実施した宮古郵便局のほか、宮古島内では、下地郵便局・伊良部郵便局・平良久貝郵便局、沖縄本島では、宜野湾郵便局・首里郵便局・宮平郵便局を訪問し、各郵便局の状況を伺いました。

意見交換会を振り返って
(増田社長)

増田社長
意見交換や現地の訪問を通じて、沖縄ならではの課題を伺いました。例えば、郵便であれば、台風による欠航や、航空輸送できず船便となることで、通常よりお届けまでお時間がかかる場合もあり、お客さまからご意見を頂戴することも多いとのお話もありました。また、リゾート需要や基地返還により人口増加となる地域もあり、必要な人員配置は行いながらも、限られた人員でサービスを提供するため、DXによる一層の効率化が求められていると改めて感じました。
 
社員の皆さんの工夫により、冬メロンやコーヒーレターといった新しい特産品の掘り起こしを進めていただいています。郵便局が地域を支える姿を実践されていますが、より存在価値を高めていくため、グループ一体となって公共的・準公共的な取組みを増やしていきたいと考えています。

今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。