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社長室通信 Vol.3

社長室通信
Vol.3

意見交換会を開催しました

7月22日(水曜日)、増田社長とゆうちょ銀行社員の意見交換会をオンラインで開催しました。
今回の参加者は、北海道~九州の直営店に勤務する社員8名です。
テーマである「郵政グループにて新しく開始した方が良いと思う取り組み」を中心に、活発な意見交換が行われました。

社員からの主な意見

  • 郵政グループ内での、会社を越えた人事交流が少ないと感じる。管理者以外は民営分社化後の入社なので、今の若手が将来、管理者になったとき、グループ会社間で協力・連携できるか心配。
  • 今後は、よりデジタル化の推進が重要になると考える。例えば、ゆうちょダイレクトの利便性向上や、アプリでの各種手続、投信など。また、来店者の減少を見据え、ホームページ、SNS、チャット、TV電話などあらゆるデジタル化が必要ではないか。
ゆうちょ銀行 直営店社員

増田社長からのコメント

  • 郵政グループ内各社が、連携してお客さま対応を行うために、人事交流の必要性をより強く認識できた。
  • コロナ禍では、どの業界でも非対面・非接触が求められている。ゆうちょでも手続のデジタル化を更に推進する必要がある。

社員からの主な意見

  • コロナ禍で出勤人数を制限する一方、来店者数は増加し、ゆうちょ銀行の窓口はたいへん混雑した。今後、誰もが直面する介護や育児のときにサポートし合えるように、お客さま対応を行う直営店への支援をお願いしたい。
  • 店舗にWi-Fi環境を用意してほしい。本日のような会議でも必要になるし、全郵便局、ゆうちょ銀行直営店に用意されていれば、より便利になる。
ゆうちょ銀行 直営店社員

増田社長からのコメント

  • お客さまと接する直営店は本社での人員のやりくりとは違うもので、休暇の取りやすさに関する不平等感は解決しなければいけない課題。人材は大切な経営資源なので、働きやすい環境になるよう全体の資源配分を考えないといけない。
  • オンライン・リモートに係るシステム導入は、スピード感が他社に比べ十分でないと感じている。次期中期経営計画ではデジタル化を柱の1つにする予定。

オンラインミーティング
参加者の感想

参加者
増田社長は穏やかでとても話しやすかったです。また、他店の状況が聞けたことが良かったです。
現場の意見を聞いていただき、状況を知ってもらうことで、グループの在り方を考えていただく良いきっかけにしていただけたらうれしいです。
コロナ禍のなかだからこそ、今まで以上にお客さまに寄り添ってアフターフォローをさらに徹底したいです。そして、郵便局・ゆうちょ銀行のお客さまを大切にしたいと改めて感じました。
参加者
オンラインを活用することで場所を選ばず意見交換会を開催できる良さがあると感じました。
他の店舗の意見を聞いて、私たちの店舗と置かれている状況は同じで、同じ問題意識を持っていることが分かりました。
現場の状況を理解頂けたと思うので、提言を聞いたきりにするのではなく、実現されることを願っています。

増田社長からのコメント

増田社長
限られた時間ではあったものの、いいお話を聞かせていただきました。全国で同じ問題があり、地域で違う工夫をしているなと改めて思いました。
 
デジタル化は、仕事の進め方を効率化するだけでなく、いかにお客さまに還元できるかということに狙いを定めなければいけません。私は今年、日本郵政グループに来て、Wi-Fi環境含めIT環境が十分でなく、人に頼りすぎていた部分があったと感じています。IT環境の改善・働き方の改善もしていかなければならないと課題認識しました。
 
スピードを意識し、現場の声に耳を傾けながら、答えを出していこうと思います。

今後も日本郵政グループのフロントライン社員と増田社長の意見交換を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。