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社長室通信 Vol.35

社長室通信
Vol.35

意見交換会を開催しました

11月4日(木曜日)、増田社長と日本郵便本社社員との意見交換会を開催しました。
日本郵便の支社での勤務を経験し、現在本社で仕事をしている社員5名が参加し、「中間組織に期待される役割とあるべき姿」というテーマで意見を交わしました。

社員からの主な意見

  • 郵便局・支社・本社の信頼関係を構築するためには、顔が見えるコミュニケーションが重要。相手側に知っている人がいて、「あの人に言えばなんとかしてもらえるのではないか」と感じるところがスタートだと思う。
  • 支社には多くの現場の声が集まってくる。郵便局からの相談に親身に応え、本社と協力して施策を実現できる人材・体制を作るため、本社と支社の人事交流が必要。
  • 指揮命令系統としては本社と支社の間には上下関係があるが、一方で国と地方自治体のように対等であるべき面もある。支社の裁量で運営しないと上手くいかない部分もあると感じている。
日本郵便 本社社員

増田社長からのコメント

  • 日本郵便の郵便局・支社・本社という縦の信頼感と、日本郵便・ゆうちょ銀行・かんぽ生命という横の信頼感の両方を高めていかないと、グループ全体としてパワーを発揮できない。これらの信頼関係を把握し、改善していくことが非常に大切。
  • 相互の信頼関係がないと大きな組織はマネジメントできない。フロントラインから本社がどう見えていて、然るべきサポートができているか、丁寧・誠実に対応できているかを、しっかり確認していきたい。

社員からの主な意見

  • 支社機能の強化にあたっては、権限委譲だけでなく社員数も増やしていく必要があると思う。そうすれば郵便局とより密な連携ができるようになり、会社としての一体感も増すのではないか。
  • 支社のあるべき姿の第一は「郵便局のための支社」。本社の指示を分かりやすく伝えることや、郵便局の支援、環境整備、事故防止等のサポートをするのが最も大切な役割だと思う。
  • 支社での勤務を経験して感じたのは文書量の多さ。日々、本社・支社から指示文書や情報文書が発出されるので、郵便局で対応に苦慮しているのが感じられた。
日本郵便 本社社員

増田社長からのコメント

  • 本社からの指示文書が多く、また読み解くのが大変だという話がある。これは改善しなければいけない課題だと考えており、動画の活用等の工夫を検討している。
  • また、決算など経営的な情報については、職場単位で噛み砕いて説明していく必要があると思っている。郵便局や支社で、各社員に自分事として捉えてもらえるようにしていきたい。
意見交換会の模様

参加者の感想

参加者
増田社長の考えを直接聞くことができたので、理解が深まりました。このような意見交換会を多くの社員に経験してもらいたいです。
参加者
今回の意見交換を機に、日々の業務から的確な気づきや問題意識を得るための視点・視野・視座を磨き、微力ながら会社に貢献していけるよう、モチベーションを高く持って努力していきたいと思いました。
参加者
これまで社長メッセージやメディア対応等でしか増田社長の言葉を聞くことができなかったので貴重な経験でした。
参加者
普段お話しする機会のない増田社長のお話を聞くことができ、現場を変えなければいけないという思いが良く伝わりました。また、他部署の方の経験・意見も聞けたのも良い刺激になりました。

増田社長からのコメント

増田社長
日本郵政グループの中でも日本郵便は約39万人の社員を抱える巨大な組織。このような組織全体を本社だけでマネジメントするのは難しく、支社のような仕組みが必要不可欠。地域性に応じて業務を行うためにも、支社は重要な役割を持っていると思う。
 
みなさんからいただいた意見はしっかり受け止めたうえで、今後の体制に活かしていきたい。

今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。