社長室通信
Vol.51
6月1日(水曜日)、増田社長と沖縄エリアのグループ社員との意見交換会を開催しました。
3名の社員が参加し、活発な意見交換が行われました。
≪テーマ≫
○グループ中期経営計画「JP ビジョン2025」を踏まえ、支社・本社に期待すること
○商品・サービスや業務において、棚卸し・改善が必要と考えられるもの
社員からの主な意見
- 支社の機能強化に期待している。共創プラットフォームの推進に必要なものは地域によって異なる。沖縄ではパインやマンゴーといった特産品の物流需要が大きい。地域に特化したキャンペーンや施策を打つことができれば、旅行客のお土産などでより多くのお客さまに利用いただけるのではないか。
- 現在、沖縄支社ではさまざまな企業とコラボしている。本社の権限が支社に委譲され、支社で判断できることが増えれば、よりスピーディーに対応できるようになり、他の企業にとっても良いことだと思う。
増田社長からのコメント
- 支社の権限を強化し、支社で判断できることが多くなれば、さまざまなサービスを迅速に展開していけるので、地域のお客さまにとっても良いことが増える。特に沖縄は一支社一県なので、非常にスムーズな運営ができると思う。
- 離島地域では仕事が天候に左右されることも多く、丁寧で正確なサービスを維持していくことは、並大抵の努力では成し得ない。みなさんが少しでも働きやすい環境づくりに努めていきたい。
社員からの主な意見
- 最近はオンラインで色々な手続きができるようになり、現場でもデジタル化が進んできていると感じている。これに伴って社員に一人一台PCを配備するなど、ハード面の環境整備にも注力してほしい。
テレマティクス(※)の導入によって、配達業務の応援体制が組みやすくなったり、安全運転の指導が行いやすくなったりと、仕事の効率化につながっている。ただ、配達時に複数の端末を持ち出す必要があり、持ち出し忘れや紛失・破損のリスクがあるので、業務端末を1台に統合してほしい。
増田社長からのコメント
- DXへの期待感が大きいことがよくわかった。みなさんにとって使いやすいデジタル環境を整備していきたい。また、既に導入されているシステムについても、これからもみなさんの声を基に改善していかなければいけないと考えている。
- 郵政グループにおけるDXの考え方で非常に重要なのは、デジタル化が進んでも、リアルの郵便局を維持していくということ。DXによって色々な機能を付加すれば、郵便局はお客さまにとって今まで以上に便利で喜ばれる場になると思う。また、みなさんの仕事も効率的になれば、より地域で必要とされる仕事に注力できる。
参加者の感想
- 現場の声を直接、増田社長に伝えることができたので非常に価値のある意見交換会だったと思います。
- 増田社長の考えを聞くことができたので、他の社員にも伝え、会社が一体となって同じ方向に進めるように取り組んでいきたいです。
意見交換会を振り返って
(増田社長)
- 全国各地の郵便局では、地域ごとに異なる苦労があるかと思います。本社だけで考えていてはわからないことも多く、各地で社員のみなさんと話をして、現地がどうなっているのか実際に見て知ることが大切だと改めて感じました。
- いただいたご意見や提案をしっかり検討して、改善につなげていきたいと思います。
今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。