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社長室通信 Vol.12

社長室通信
Vol.12

意見交換会を開催しました

11月18日(水曜日)、増田社長とグループ本社社員との意見交換会を開催しました。
グループ4社から6名の社員が参加し、公表された『中期経営計画の基本的考え方』に関して意見を交わしました。

社員からの主な意見

  • 「中期経営計画の基本的考え方」に記載されている日本郵政グループが目指すものというのはESG経営そのものだと思うが、ESG経営が書かれている箇所が最後であることは、各要素との関係があるものなのか等、中期経営計画の中での位置づけが曖昧に見えてしまう。
  • 次期中期経営計画にはスピード感が大切。お客さまの声や、社員の声に対しての動きや結果が早ければ、お客さまからの信頼や社員のモチベーションが上がる。アクションが早ければ、その分それに対する評価、反省も早くでき、健全なサイクルによって良い企業になれる。
日本郵政グループ 本社社員

増田社長からのコメント

  • 会社の姿勢としてESGをきちんと理解して受け入れている企業だということを折に触れて打ち出していく。ESG経営は、他社への競争力を高める上からも必要なこと。当グループにおいて、企業価値を高めていくためにどういうことをやっていけばよいのかをきちんと議論していく。そこには皆さんの意見を取り入れる余地があり、意見を聞きたい。
  • 次期中期経営計画は5年間を対象としている。これまで3年としていたのを5年としたことでスピード感が遅くなったと捉えられてはいけない。中長期的な将来像を示しつつも、途中で見直しをしながら、5年でここまで仕上げるという意思を明確にしていきたい。

社員からの主な意見

  • 中期経営計画にはグループ社員が一丸となって取り組んでいくべきであり、そのためには全社員への浸透が必要。社員に対する動画配信の中で、中期経営計画について増田社長の言葉で発信していただきたい。
  • 「中期経営計画の基本的考え方」にある人材力に関して、社員のモチベーションを上げることが、結果としてお客さまに還元されることになると思う。楽しいと感じて仕事ができる、夢を持ってこの会社で仕事をしていきたいと思える、そういった会社にしていくことが、中期経営計画であると思う。
日本郵政グループ 本社社員

増田社長からのコメント

  • 今、それぞれテーマを決めて月1回のペースでメッセージ動画を配信しているが、折を見て、中期経営計画についても、触れていきたいと考えている。
  • 現場で社員が売りづらいものを、数値目標を立てて売るようにすると、大きな不祥事につながることが反省点としてある。現場オリエンテッドで商品開発をできるような仕組みを構築することが必要。
意見交換会の模様

参加者の感想

参加者
問題意識について社長から直接お話を伺うことができる今回のような機会は、非常に貴重で、大変有意義に感じられました。
参加者
動画メッセージでお聞きするだけでなく、増田社長と双方向で意見交換ができ、大変貴重な時間をいただきました。ありがとうございました。
参加者
郵政グループ各社の参加者と共に、増田社長と意見交換会ができたことで、自社のことだけでなく、郵政グループとしてお客さまが必要とするサービスを提供できるようにしていきたいと感じました。

増田社長からのコメント

増田社長
過去2度にわたって中期経営計画を策定しておりますが、計画を発表する前に「基本的な考え方」を公表したのは今回が初めてです。これまでは、最終版が公表されて初めて知る社員も多かったと思いますが、社員全員が「自分たちで作った、だから自分たちもその実現に向けてコミットしていかなければならない」と理解することが理想です。
 
そこに近づけるためには、社員から見て納得感のある作り方、プロセスが必要です。今回の皆さんの意見を踏まえ、次期中期経営計画を策定していきたいと思います。

今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。