社長室通信
Vol.42
3月10日(木曜日)、増田社長と中国エリアの郵便局社員との意見交換会を開催しました。
6名の社員が参加し、活発な意見交換が行われました。
《テーマ》
○グループ中期経営計画「JP ビジョン2025」を踏まえ、支社・本社に期待すること
○業務において、棚卸し・改善が必要と考えられるもの(具体的な対象業務やお客さまの声から気づいた必要性等)
社員からの主な意見
- グループ中期経営計画に掲げる「地域社会への貢献」に対して、私自身も社員として貢献できることを期待している。グループとして地域を応援できる枠組みがあればよいと思う。
- 社員視点に立った働き方改革の実現に向け、深夜労働や長時間労働について、定期的に現場実態を検証できる仕組みを作っていただきたい。
- 社員からシステムの改善や作業効率化のアイディアを吸い上げるため、アンケートなどを定期的に実施することも手ではないかと思う。
増田社長からのコメント
- コロナの影響もあり労働環境は厳しい状況になっている。グループの経営理念にも掲げている「社員の幸せ」を実現して、地域に貢献するためにも、労働環境はしっかり見直していかなければいけない。
- 会社として、しっかり社員の意見を聞く仕組みを作っていかなければいけない。どんどん意見を伝えていただき、これまで以上に社会に役立ち、お客さまから感謝される会社にしていきたい。
社員からの主な意見
- 各種の事故防止策に取り組んでいるが、ハード面については自局ではどうしようもない問題が多い。例えば、搬送容器の自動化や、チルド室へのエアカーテンの設置などができれば、業務がスムーズになり、事故防止にも繋がる。機械化を進める中で、こういった面も検討してほしい。
- 物流業務の効率化のためには機械化は避けて通れない。労働力が高齢化している実態もあるので、労働力の確保と同時に機械化も進めていただきたい。
- 郵便局に到着した荷物を輸送用パレットごとゲートに通すだけで、すべての情報が取れるような仕組みが作れないか。郵便局を通過するすべての荷物がデータ化されれば、お客さまにより正確な配達状況を提供できるのではないか。
増田社長からのコメント
- ハード面の改善要望については、現在は日本郵便の本社で対応している部分が多いが、支社に予算と権限を委譲して、支社単位で地域事情も加味して決定できる体制を作っていきたいと思っている。
- 今後、社員の採用が難しくなっていくことが見込まれている。機械化を進めるとともに、それでも人手が必要な業務も残るので、すべての社員に活躍いただける労働環境を確保することが重要。
参加者の感想
- 最初は緊張しましたが、話をしだすと緊張もほぐれ、社長や他の社員の考えを知ることができたので、参加できてよかったです。貴重な機会を与えてもらい感謝しています。
- 「現場の話をどこまで聴いてくれるだろう」と内心不安でしたが、予想をはるかに超えて、しっかりと耳を傾けてくださいました。改めて会社や職場のことを見つめ直す良い機会となりました。
- 今回のような現場の声を拾い上げる機会をもっと増やしてほしいです。
意見交換会を振り返って
(増田社長)
- みなさんは色々な思いや期待を持って日本郵政グループに入社されて、これまで仕事を続けて来られたと思います。会社がみなさんの期待に応えられているのかどうか、また仕事をしていく上でしっかりとした環境が整えられているのかどうか、こういった現場の声を聞くのは大変貴重な機会です。
- 今まで気がつかなかったような話を多く聞かせていただき、大変参考になりました。いただいたご意見はしっかり改善につなげて、それがみなさんにも伝わるようにしていきたいと思います。
今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。