社長室通信
Vol.48
5月18日(水曜日)、増田社長と四国エリアのグループ社員との意見交換会を開催しました。
5名の社員が参加し、活発な意見交換が行われました。
≪テーマ≫
○グループ中期経営計画「JP ビジョン2025」を踏まえ、支社・本社に期待すること
○商品・サービスや業務において、棚卸し・改善が必要と考えられるもの
社員からの主な意見
- JP ビジョン2025に掲げる「リアルの郵便局ネットワークとデジタル郵便局の融合」の社会的役割は大きいと思う。デジタルによるサービス向上だけでなく、リアルの窓口にお越しいただくお客さまの利便性もしっかり守っていただきたい。グループの新しいキャッチコピー「進化するぬくもり。」が表すとおり、お客さまに優しい郵便局であり続けたい。
- 社内の研修等について、タブレットやスマホでの実施が推進されており、非常に効率的で助かっている。新たな端末の配備などの課題もあるが、今後もこのような業務のスマート化を進めてほしい。
- 各種手続きに際して、お客さまの負担を軽減し、「スムーズで便利」と感じていただくため、簡素化を進めてほしい。また、お客さま自身でスマホやパソコンから色々な手続きを行えるようになってきているが、まだ範囲が限定的なので、デジタル機能の更なる充実に期待している。
増田社長からのコメント
- デジタル郵便局はお客さまへのサービス向上に繋がるが、忘れてはならないのは、すべてをデジタルに置き換えるのではないということ。リアルの郵便局こそ、郵便局ネットワークの最大の強み。デジタル化によって業務を省力化した分、地域に必要なサービスを更に充実させ、郵便局の価値を高めていきたい。
- デジタル端末の配備についてはコスト面も考えなければいけないが、業務の効率化のためにもしっかりと進めていきたい。
- 各種手続きについては、お客さまの負担軽減と、間違いが起きないよう丁寧に対応する仕組みを両立させ、お客さまの体験価値の向上を目指して考えていかなければいけない。
社員からの主な意見
- JP ビジョン2025に掲げる「女性管理者比率向上」のためにも、働き方の選択肢を増やしてほしい。女性社員の中にも色々な考えの社員がいるが、勤務時間、場所、部署など様々な面で選択肢が増えると、自身のライフイベントを踏まえたキャリアアップをイメージしやすくなる。
- 現在、社員の平均年齢が高くなってきており、若手社員の育成、リーダーの育成が急務。また、これからデジタル化が進んでいく中で、年齢層の高い社員も混乱なく業務に取り組めるよう、研修体制を整備する必要があると思う。
増田社長からのコメント
- 女性社員が働きやすい環境を作り、性別による区別なく仕事ができる会社になっていかないといけない。出産・育児の時期は間が空いても、その後は男性と差がなく働いていけるようにして、管理者として働く女性社員も増やしていきたい。
- 新しく入ってきてくれた社員をしっかりと育て、組織を新陳代謝させていくことは非常に重要。また、仕事が専担化されているので難しい面もあるが、繁忙期には組織内で応援し合える体制が作れればよいと思う。
参加者の感想
- 最初は緊張しましたが、とても話しやすい雰囲気で、私たちにも分かるように丁寧にお話しいただけました。また、他部門の社員の意見も聞くことができ、とても良い機会になりました。
- 増田社長の話をビデオメッセージで視聴するのとは違い、直接現場の意見を聞いて、その場で今後の対応を考えていただけることは、とても新鮮で業務への意欲が高まりました。
- 質問したことに誠実に対応していただいて、とても嬉しく、充実した時間を過ごすことができました。今後業務の中でも様々な課題について積極的に取り組んでいきたいと思います。
意見交換会を振り返って
(増田社長)
- みなさんから色々なお話を伺うことができました。提案いただいたアイディアを実現できれば、更に会社が良くなっていくと思うので、優先順位をつけてしっかりと取り組んでいきます。
- 今回のように現場を訪れると、いつもエリアごとの特色を感じます。これからも各エリアで地域の特性に合わせて、ぜひお客さまの期待を上回るサービスを提供していってほしいと思います。
今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。