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社長室通信 Vol.19

社長室通信
Vol.19

意見交換会を開催しました

意見交換会を開催しました。
3月5日(金曜日)、増田社長とかんぽ生命本社社員との意見交換会を開催しました。
社員6名が参加し、「今後、世の中から求められるサービスとは何か」というテーマで意見を交わしました。

社員からの主な意見

  • 新型コロナウイルスと共存したサービスの提供が求められていると思う。当グループにおいても、基本的には今まで対面での接点が重要視されてきたが、今後は、対面を重要視しつつも、お客さまに不安を与えないような仕組みが一番重要ではないか。
  • 全国津々浦々に広がる郵便局ネットワークが最大の強みだと思っている。それを活かした中で、どのようにお客さまに求められるサービスを提供するかは、日本郵政グループが一体となってCXやDXの設計をすることが大事。
かんぽ生命 本社社員

増田社長からのコメント

  • コロナ禍により、非対面・非接触の対応が否応なしに強いられているが、コロナ禍のもたらした影響をプラスに切り替えるという発想に立つと、近い将来やらなければならなかったことを、今やらざるを得なくなったと見ることもできる。お客さまに不安を与えないようにするという姿勢で取り組むのは大事なこと。
  • 郵便局ネットワークの活用に関して、10年後、20年後の社会がどのようになっていて、その社会の中でどのようなところを狙っていくかといった時間軸を上手く入れて考えていく必要がある。

社員からの主な意見

  • お客さまの様々なライフイベントに伴う、住所変更、金融機関の情報の変更を一度の手続で複数の契約の情報を一括して変更できれば、お客さまにとっても手間が省け、当社としても漏れなくお客さまの対応ができる。これを実現するために、ITを活用したグループ横断的な情報の共有等ができたらよい。
  • DXがどんどん進んでいく中で、対面でのやり取りが少なくなり、人とのつながりが希薄になりつつある世の中だからこそ、我々の強みである郵便局ネットワークを活用して、コミュニティや人的なネットワークをご利用いただける付帯サービスを提供できるとよい。
かんぽ生命 本社社員

増田社長からのコメント

  • 各社がそれぞれでお客さまデータを持っているが、販売件数を伸ばすために、かんぽを解約して投信を販売し、また、投信を解約してかんぽを契約するなどの不祥事を防ぐためにも、総合的・統合的にデータを構築し、商品設計や保全業務にまで活用できるようにしていく必要がある。
  • DX、デジタル化が進んでダイレクトサービスが増えていく一方で、販売チャネルとしての郵便局の良さを活かしていきたいと思っている。それが他社との大きな差別化になる。
意見交換会の模様

参加者の感想

参加者
社員の意見や日ごろ感じていることを、経営につなげていこうとしていらっしゃる増田社長の熱意・誠実さが、出席者にも伝わってきました。今後も、自身の業務をとおして、グループ及びお客さまのために尽力していきたいと思います。
参加者
意見交換会を通じて、若手社員の意見や考えを聞きたい、グループ一体となって成長していきたいという増田社長の熱意が伝わり、大変貴重な経験をさせていただきました。増田社長の強い思いを同僚にも伝えていきたいと思います。
参加者
デジタル化が進む中で、グループ全体として重要視すべきことや進むべき方向性について、増田社長のお考えを伺うことができ、非常に有意義な時間となりました。また、人材育成についてもお考えを伺うことができ、グループの未来を考える中で、社員一人ひとりのスキル向上やグループ横断的な交流を重要視してくださっていることが、今後の社員の働きがいやES向上に繋がると感じました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
参加者
増田社長の「朝令暮改を恐れずにスピード感のある意思決定を」というコメントが特に印象に残っています。また、郵政グループ全体の課題や社長の想いをお伺いできたことに加え、他の社員の意見を聞くことができたことも、非常に良い経験となりました。

増田社長からのコメント

増田社長
世の中がどう変化していくかをきちんと見通して、手を打っていくのが経営者としての責務だと認識していますが、そのためには若い皆さん方の知恵がぜひ必要だと考えています。これからも積極的に意見を出してほしいと思います。

今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。