社長室通信
Vol.9
10月15日(木曜日)、増田社長とグループ本社社員との意見交換会を開催しました。
グループ4社から6名の社員が参加し、中期経営計画について意見を交わしました。
社員からの主な意見
- お客さまと直接接しているフロントラインの意見は、社会的課題を認識した大切な意見だと思う。それに増田社長の思いを加えたら、幅広い意見・考えを集約した中期経営計画になると思う。
- 中期経営計画の主軸は、お客さまからの信頼回復を図ることだと思う。まずは信頼回復を第一として、コンプライアンスに関しては厳格に対処すべき。現状の環境では収益が上がりにくいので、経営の強化を図ることも必要。

増田社長からのコメント
- 中期経営計画について、社員にはいろんな意見があると思う。策定するプロセスも大切であり、中期経営計画に関する意見箱を作っても良いだろう。
- 投資家に向けて見栄えのいい中期経営計画を策定することではなく、それを実現することが大事なことである。利益の確保を最優先とするのではなく、お客さまの立場に立った「総合コンサルティング」を推進する。

社員からの主な意見
- グループ外に出向した経験から、本社とフロントラインとの距離感があると感じている。同じ方向を見て前進できるよう、改善が必要。
- 中期経営計画として、今後、お客さまから必要とされる『かんぽ』となるためにも、新商品の開発や新たな顧客層の開拓がより一層重要と考える。

増田社長からのコメント
- 本社、支社・エリア本部、フロントラインとの間に距離感があると認識している。これを無くすために、意見交換等を通じて相互の理解を深めていきたい。
- まず、かんぽ商品のラインナップをもっと増やさなければならない。また、かんぽをご利用いただくお客さまの層を増やすための方策も考える必要がある。

参加者の感想
増田社長からのコメント
- 中期経営計画の策定に当たり、社員の皆さんの参画意識を高めるためのプロセスや盛り込むべき事柄をお聞きできました。今までの経験から、中期経営計画策定のスケジュールをしっかりピン止めしなければ時間切れで良いものができないと理解しており、骨子を公表した後、およそ半年間をかけて社員の皆さんの意見を集約して作成していくことになります。持株が作るグループとしての中期経営計画は、事業子会社3社の戦略を統合することで、個社とは違う新しい価値を生み出すものにしていきたいと考えています。
今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。
日々の業務の中では、自社の都合に目が行きがちになる中で、改めて日ごろから念頭に置くよう意識をするきっかけになりました。
また、自分の意見に対する増田社長のコメントから、新たな気づきや問題意識を持つことができ、とても有意義な時間となりました。