社長室通信
Vol.27
6月23日(水曜日)、増田社長と東北エリアのかんぽ生命社員との意見交換会を開催しました。
6名の社員が参加し、活発な意見交換が行われました。
《テーマ》
○グループ中期経営計画「JP ビジョン2025」を踏まえ、本社に期待すること
○業務において、棚卸し・改善が必要と考えられるもの(具体的な対象業務やお客さまの声から気付いた必要性等)
社員からの主な意見
- 今年度からかんぽ生命の「ご契約内容のお知らせ」をご契約者さまの誕生月に合わせて送付しており、お客さまからは早速「見やすくなった」との声をいただいている。会社として新しい一歩を踏み出したと感じている。
- 今の若い社員は優秀で自主的に勉強もしている。若い社員をもっと管理職に登用してもいいのではないか。これからは組織営業が重要なので、やる気のある社員が手を挙げて、組織を活性化し、責任をもって引っ張っていくべき。そのようなチャレンジ制度を考えてほしい。
- 本社に期待するのはアウターブランディング。これまで以上によい企業イメージを発信してほしい。
増田社長からのコメント
- 「ご契約内容のお知らせ」については、どうやったら見やすくなるのか等、かんぽ生命で試行錯誤していたので、お客さまからお褒めの声をいただけたことはとてもよかったと思う。もし改善点もあれば、ぜひフィードバックしてほしい。
- かんぽ生命には、簡易な保険を全国あまねく提供し、大昔から社会を支えてきた歴史があり、お客さまからも支持されている。それを踏まえて前に進んでいけるよう、社員のみなさんのモチベーションが高まっていってほしいと痛切に思っている。
社員からの主な意見
- DXの推進について、パソコン・スマホ・タブレット等に慣れている若い世代には非常に喜ばれると思うが、一方で操作に慣れていない方は郵便局に行った際に不安になるかもしれない。そういったお客さまをフォローできるよう、社員の接客・対応スキルも併せて向上させていくことが大切。
- かんぽ生命のマイページで行える手続きをもっと充実させることで、お客さまの利便性向上に繋がる。マイページから入院保険金の郵送請求ができるようになったが、今はお客さまが郵便局に書類を送り、郵便局が確認してサービスセンターに送付する流れ。お客さまから直接センターに送れば、支払日数の短縮、事務軽減につながるのではないか。
増田社長からのコメント
- DXの推進、デジタル化によって何を強化していくのかを、しっかり整理しなければいけない。郵送による手続きのほか、オンラインで24時間365日いつでも手続きができるとよい等の声が多かったが、こういったことは、お客さまの利便性が高まるだけでなく、社員にとっても効率化に繋がるので、今まで以上に進めていく必要がある。
- リアルにはリアルの良さがある。デジタル郵便局を作ることで、リアルの郵便局でもっとさまざまな仕事ができるようになり、郵便局ネットワークがより強固になっていく。早くその仕組みを作り、そこにどのようなサービスを乗せていくかを考えなければいけない。
参加者の感想
- 社長と直接意見交換をして、考えを理解することができ、今後グループがどう変わっていくのかについて期待が持てる会でした。今後もこのような意見交換の場が増えていけばいいなと感じました。
- 直接グループトップの方々の声を聞かせていただくことはモチベーションのアップにつながります。
- お客さまの声をしっかりと吸い上げて、会社としてさらに発展できるような仕組みを構築してほしいと思います。
増田社長からのコメント
- 今後、信頼回復を早く前に進めていかなければいけない。昨年の10月、今年の4月と新しい段階に進んできた中で、現場の状況を正確に理解し、早くリスクをキャッチして、改めるべき点は改め、新しい郵政としての営業スタイルを確立していかなければいけない。
- 現場に来て話を聞いて初めて分かることも多い。本日は色々な意見を聞かせていただき理解が深まった。
今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。