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社長室通信 Vol.11

社長室通信
Vol.11

意見交換会を開催しました

11月6日(金曜日)、増田社長とグループ本社社員との意見交換会を開催しました。
グループ4社から社員6名が参加し、中期経営計画について意見を交わしました。

社員からの主な意見

  • 郵政グループは、公共性と利益性を追求しなければならないが、株価が厳しい状況にあって上場企業として利益性が求められ、新たなサービスがマーケットでの評価につながっている他社の例を参考にしながら、収益源を見つけるべき。
  • 自分の仕事に誇りを失いかけている社員のエンゲージメント向上が必要であり、DX業務やDX推進で無くなる仕事に従事する社員のセカンドキャリア、郵政創業の精神に立ち返る意味での社史等の研修といった人材育成に力を入れていただきたい。
日本郵政グループ 本社社員

増田社長からのコメント

  • 低金利の状況が長く続く中で新しい収益の仕組みを作らなければならず、若い層に向けて新しいサービスを提供していきたい。
  • 経営が苦しくなると、研修にかかる費用をついカットしてしまいがちだが、今後、労働力が不足していく中で、無駄な研修は必要ないが、必要な研修などは充実していきたい。

社員からの主な意見

  • かんぽ生命は、若年層向けのチャネルが弱いと感じている。他社ではLINEを使った手軽で少額の保険を販売している。かんぽ生命もそういったチャネルを増やし、若年層にもっと保険に興味を持ってもらうべき。
  • 現在、強く感じるのが、本社・支社・フロントラインの間の信頼関係が弱いということ。お互いに信頼関係を構築することが必要。
日本郵政グループ 本社社員

増田社長からのコメント

  • 個人向けの金融商品は、基本的には郵便局で販売しているが、商品のラインナップが揃わなければ総合コンサルティングには近づいていかない。お客さまとの関係を確立するためには、お客さまが必要とする商品を開発し、適正な営業指導をすることにより、信頼を築いていかなければならない。
  • 本社とフロントラインとの距離感を縮める方策の一つとして、社長に直訴するチャネルの「社長直通ご意見箱」を作っているが、組織的に見直しをして本社、支社・エリア本部、フロントラインをよりダイレクトにつなぐ仕組みをどうつくるかが課題。
意見交換会の模様

参加者の感想

参加者
社長のお考えを直接お聞きしたことで、郵便局が担ってきた大きな社会的使命と歴史、そして、お客さまからの信頼回復に向けて郵政グループが一体感を深めていかなければならないということを、改めて見つめ直すことができ、とても素晴らしい時間でした。
参加者
増田社長から中期経営計画や人事交流の在り方について、直接お考えを聞けたことは、今後、郵政グループの社員として働くにあたって、大変貴重な経験となりました。
参加者
参加した各社の社員がこれまで歩んできた経験を基に、増田社長にしっかりと自分の考え・想いを伝えている姿を見て、改めて自分自身のモチベーションアップに繋がりました。

増田社長からのコメント

増田社長
中期経営計画については、その策定までのプロセスを今まで以上に「社員参加型」とし、皆さんが実行の過程で、計画をきちんと理解した上で深く関わっていけるようなものにしたいと考えています。

今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。