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社長室通信 Vol.15

社長室通信
Vol.15

意見交換会を開催しました

意見交換会を開催しました。
2月9日(火曜日)、増田社長と日本郵便本社社員との意見交換会を開催しました。
社員6名が参加し、「今後、世の中から求められるサービスとは何か」というテーマで意見を交わしました。

社員からの主な意見

  • 20代から40代の共働き世帯をターゲットとして、食事、健康管理といった生活をする上で重要な部分をトータルサポートするサービスを手掛けている会社は、それほどないと思うので、事業として可能性があるのではないか。
  • 本社主導ではなく、支社や郵便局が主体となって地域の中に入り、地域課題に則したサービスを提供できるように、地域のお悩み解決コーディネーター的な役割を郵便局が果たせるような仕組みが必要ではないか。
日本郵便 本社社員

増田社長からのコメント

  • 健康と食は、両方密接に絡むもので、人に大切なのはやはり健康。みまもりサービスを以前からやっているが、今までのように高齢者を見守るというところから、更に一歩進んで健康全体に深く関わっていくといったこともある。
  • 現場で判断したら、それを本社、支社がサポートしていくというような仕事の進め方。現場に意思決定の柔軟さを認めることと同時に責任も伴わせる。現場からの意見をどう事業に組み入れていくかといったことが、これから仕組みを変える上で大事な観点だと思う。

社員からの主な意見

  • 地域のお客さまが求めるものが違っているので、お客さまが郵便局毎に求めることに応えられるオーダーメイド郵便局のようなものがあっても良いのではないか。
  • お客さまの立場で考えたときに、待ち時間がなくサービスを受けられる環境づくりというものができないか。大きな収益を上げることも重要だが、より多くのお客さまにサービスを提供することが将来にわたって、郵政グループを選択していただく礎になるのではないか。
日本郵便 本社社員

増田社長からのコメント

  • オーダーメイド郵便局については、将来的には、リアルとデジタルを融合した仕組みを構築し、うまく制度設計して一人ひとりに対応していくということが考えられる。
  • 暮れに郵便局に行ったときも、窓口ではお客さまの長蛇の列であったが、脇で年賀はがきを販売していたテーブルでは社員の手が空いていた。曜日とか時間帯とか地域によっても差があるとは思うが、ぜひ、お客さまをお待たせしない仕組みを考えていきたい。
意見交換会の模様

参加者の感想

参加者
本社・支社・郵便局で得た経験を踏まえた意見を、増田社長に直接聞いていただけたことを嬉しく思います。社長から経営者として、社会人の先輩として、広い視野からの意見をいただけたことで日々の仕事についても刺激となりました。
参加者
参加者からの全ての意見に対して、増田社長の多様なご経験を踏まえた発展的なコメントをいただけたので、とても有意義な時間でした。増田社長の社風変革に対する思い、お客さま・フロントラインに対する思いに肌で触れ、私も当グループの発展に寄与したいとの思いを新たにしました。
参加者
日本郵便が抱えている問題等を我々と同じ目線で考えてくださっていたことに感銘を受けました。我々の意見を社長自らが真摯に受け止めてくださっていると実感し、今後、自ら仕事を進めていくうえで大きな糧になりました。今後もこのような意見交換会は継続していただきたい。
参加者
最初はかなり緊張しましたが、増田社長が一人ひとりの意見に真剣に耳を傾け、穏やかに話を受け止めてくださる姿に、安心して話をすることができました。また、若い世代の流行や感性を積極的にキャッチしようとされていることも嬉しかったです。今後、このような部署・会社・役職を越えた議論の場がさらに増えることを希望します。

増田社長からのコメント

増田社長
何か新しいアイデアを実現しようとする時は、もちろんリスク管理も大事ですが、単にリスクだけを考え、それで止めてしまうのではなく、そのアイデアから得られるメリットと比較し、どちらを優先するかを見極めることが大事です。果敢にチャレンジし、困難を乗り越え、ぜひ前に進んで行ってほしいと思います。

今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。