社長室通信
Vol.64
1月12日(木曜日)、13日(金曜日)、増田社長と四国エリアのグループ社員との意見交換会を開催しました。
計6名の社員が参加し、活発な意見交換が行われました。
- ≪テーマ≫
- グループ中期経営計画「JP ビジョン2025」を踏まえ、支社・本社に期待すること
- 商品・サービスや業務において、棚卸し・改善が必要と考えられるもの
社員からの主な意見
- 郵便局ネットワークを活用した地域の活性化に期待している。人口の少ない地方の集落では、少子高齢化が進み、商店や金融機関が撤退していっている。そういった過疎地域において、郵便局が最後の砦となり、地域を支え続けられるとよいと思う。
- 配達で使用しているEVバイクは乗り心地がよく、音も静かなのでお客さまからの評判も良い。一方で、静かすぎて歩行者から気づかれにくいので、事故には充分に気をつけて配達している。また、走行可能距離が限られ、遠距離の配達が難しいので、配達経路上の郵便局に予備バッテリーを置いてほしい。
増田社長からのコメント
- 地方創生は大変重要。四国ではお遍路ツアーのサポートを行うと聞いている。こういった盛り上げによって、他の地域や国外からも人を呼び込み、地域経済を潤すことにつながる。地域が持っている資産の活用を郵便局でぜひ応援してほしい。
- 社会全体でEVバイクが普及すれば歩行者も慣れてくると思うが、当面は可能な限り注意して運転することが必要。引き続き事故の無いようにお願いしたい。バッテリーについてはコストの問題もあるが、予備バッテリーの設置などの検討を行っている。
社員からの主な意見
- 制度改正等の研修について、オンライン研修は進行が早くて質問できないことがあるので、知識が身につきにくいと感じる。代表の社員が郵便局内で研修を行っているが、知識の面で不安な部分もあるため、講師が郵便局に来て研修することも有用ではないか。
- 特に若手社員を中心にモチベーション高く仕事をしている。スキルの高い社員が自分の担当以外のエリアを支援できるとよい。また、社員の人事評価について、より頑張りが反映されるような形になるとよい。評価の基準がもっと明確化されれば、日頃の行動にも結び付きやすいと思う。
増田社長からのコメント
- 研修については、やはりリアルの機会も必要だと思う。コロナで難しいところもあり、オンラインと組み合わせるやり方になると思うが、隙間時間に集まって仲間で話す機会も重要。
- 社員のモチベーション向上は私の最大の関心事。人事評価においても、頑張った社員、汗をかいた社員をしっかり評価できるよう、メリハリをつけるべきだと思っている。具体的にどのようなやり方ができるかよく考えていきたい。
社員からの主な意見
- 配達時間帯が指定されたゆうパックは、差出人さまのご意向に従って配達しているが、遅い時間帯にお届けすると、受取人さまから「もっと早い時間帯に届けてほしい」という要望をいただくことがある。「時間指定するが、ご在宅であればお届けして構わない荷物」と「必ず時間指定通りにお届けする荷物」を分けることができれば、お客さまにとっても便利になるのではないか。
- グループ中期経営計画「JP ビジョン2025」に基づいて、様々な取り組みが行われているが、すべての進捗状況については把握できていないので、現在の状況をフィードバックしてもらえると嬉しい。
増田社長からのコメント
- ゆうパック時間帯指定については、差出人さまが受取人さまと調整した指定内容ではない場合もあると思う。地域にもよるかもしれないが、お客さまのご事情に合わせて、もう少し柔軟に配達する仕組みができれば、受取人さまにも喜んでいただける可能性が出てくる。
- 「JP ビジョン2025」については、今年がちょうど3年目の見直しの年。現時点の進捗状況や到達点を、できるだけわかりやすく社員のみなさんにフィードバックしていく。
参加者の感想
- 増田社長と直接お話しすることに、はじめはとても緊張しましたが、社員の目線で話していただき、現場のことを大切に考えていることがよく伝わりました。
- 話しやすい環境で自分の意見を伝えることができ、増田社長がしっかり答えてくれたので嬉しく思いました。これからも全国の郵便局で意見交換会を行ってほしいです。
- 増田社長がグループの人的資産が重要だと言っていたことが心に残りました。これから社員間の交流の機会が増えることを期待しています。
意見交換会を振り返って
(増田社長)
- 今回もたくさんの有益なご意見を聞くことができました。社員のみなさんには、これからも引き続きお客さま目線を持って仕事に取り組んでもらいたいと思います。
- 日本郵政グループは、全国にきめ細かく拠点が広がっていることが大きな特徴です。そのための苦労もありますが、全国規模のネットワークが各地域のお客さまから信頼いただける基盤になっています。このグループの良さを大切にし、会社としても成長につなげていきたいと思います。
今後も日本郵政グループ社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。