社長室通信
Vol.103
3月5日(水曜日)、増田社長と日本郵政グループ社員との意見交換会を開催しました。
ゆうちょ銀行・かんぽ生命のデジタル採用総合職4名が参加し、「デジタル採用総合職の現状と目指す姿」に関して意見を交わしました。
社員からの主な意見(デジタル採用総合職の現状)
- 配属部署にはよるが、デジタル採用総合職として入社しても、デジタルに限らず幅広い業務に関わる機会があると感じている。
- 実際の業務ではフロントライン社員やお客さまの声からサービス改善を行うことが多い。デジタル採用総合職としてこういった声に直接触れる機会は限られるが、同期入社の総合職など、周りのメンバーから積極的に情報を収集しながら仕事を進めている。

社員からの主な意見(デジタル採用総合職として目指す姿)
- デジタル採用総合職として採用されたが、今後業務に従事するなかでデジタル採用と通常の総合職との区別が曖昧になってくる可能性もある。デジタル採用の優位性を示すためにも、デジタルやサイバーセキュリティ関連の外部組織や他社との交流、及び会社外での積極的な取り組み発表をしていきたい。
- 自身の業務として本社企画部門社員向けの研修を行っているが、データを利活用することによる業務効率化だけでなく、個人のレベルに応じた研修講座の提供や新たなスキル取得などを通して、最終的には意思決定を行う社員の強みが活かされる環境を作っていきたい。

増田社長からのコメント
- ゆうちょ銀行とかんぽ生命は直近数年でデジタル採用を行っている。皆さんの今後のキャリアについてはどのようなチャンスがあるのか情報収集し、選択肢を広げることで後に続く世代のロールモデルとしてキャリアを築いていただきたい。
- デジタル採用総合職として各社の専門部署に配属されていると思うが、日本郵政グループの業務を理解することと、専門性を活かすことを両立することが重要。そのために、必要な研修やグループ内外を含めた出向なども考えられる。

参加者の感想
- 多様な選択肢があるなかで自身のキャリアを選びながら築くことが、後に続く世代のキャリアパスにも繋がるとお話しいただき、今後もさまざまな経験を積んでいきたいと感じました。
- 専門コース採用については、引き続きグループとして前向きな姿勢であるように感じました。専門コースに期待される素養を引き続き伸ばしていくよう励みながら、日々の業務に取り組みたいと思います。

意見交換会を振り返って
(増田社長)
- 金融業界においては、時代の流れや他社と比較するなかで、サービスのデジタル化は避けられない状況となっています。今後もデジタルで完結するサービスが増加し、皆さんのような専門知識を持つ方が活躍する場面がますます増えていくと思います。
- 日本郵政グループは全世代のお客さまにサービスを提供していく必要があり、フロントラインで働く社員もさまざまな年代の方々がいます。お客さまやフロントラインの状況を念頭にこれからの仕事にも励んでいってほしいと思います。
今後も日本郵政グループ役員・社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。