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社長室通信 Vol.102

社長室通信
Vol.102

意見交換会を開催しました

2月26日(水曜日)、増田社長と日本郵政グループ社員との意見交換会を開催しました。
日本郵政グループ各社のアルムナイ採用社員4名が参加し、「アルムナイ採用の現状と課題」に関して意見を交わしました。

≪アルムナイネットワークについて≫
日本郵政グループをよく知り、社外で新しい経験・知見を培ったアルムナイ(日本郵政グループの退職者)に再び日本郵政グループで活躍してもらうことなどを目的に、本社での勤務経験者を対象としたアルムナイネットワークを構築しています。

アルムナイネットワークに関する情報はこちらからご覧いただけます。 別ウィンドウで開く

社員からの主な意見(アルムナイネットワークを利用したきっかけ)

  • 専門性を高めることなどを目的に日本郵政グループを退職したが、転職先で現在の部署の分野に興味を持ち、アルムナイネットワークを利用した。
  • 元々日本郵便で新サービスの立ち上げに携わっていたが、より深く新サービスに関わり、売り上げを作る業務にチャレンジしたく転職した。転職先では、主にサービス開発に携わり、新規事業の成功が非常に難しいことを実感した。この経験を日本郵政グループに還元しながら再チャレンジしたいと感じ、アルムナイネットワークを利用した。
  • ジェネラリストを目指しており、コンサルティング会社であれば携わるプロジェクトによってさまざまな業務経験を積めると考え転職した。そして、転職先で吸収したスキルをゆうちょ銀行に還元しようと思いアルムナイネットワークを利用した。
  • ゆうちょ銀行で直営店や本社、出向などさまざまな拠点の業務を経験した後、日本郵政グループを退社した。他社での経験を経て、新卒時にゆうちょ銀行を選んだ理由である「全国津々浦々で金融サービスを提供することにより多くのお客さまにリーチしたい」という原点に立ち返ったことがアルムナイネットワークを利用したきっかけ。
日本郵政グループ 社員

社員からの主な意見(日本郵政グループを離れて感じたグループの現状と課題)

  • 日本郵政グループを離れたことで、日本郵政グループのブランドや売上高の高さは魅力的だと感じた。また、人材の能力という点で、日本郵政グループの社員は手堅く業務を進める方が多い点も魅力だと思う。
  • 日本郵政グループはリアルチャネルに強みがあると思う。そのため、今後はリアルとデジタル、都市部と地方部といった分野ごとに明確な戦略を立てるとよいのではないか。
日本郵政グループ 社員

増田社長からのコメント

  • 転職が一般的な時代になり、アルムナイとしての復帰も多くの企業で行われ始めていることから、皆さんは周囲の社員から温かく迎え入れられているものと理解している。
  • 組織において人材の多様性は重要だと思っており、アルムナイネットワークを活かしながら多様性の実現につなげていきたい。転職は日本郵政グループを外から見る良い機会にもなっただろうし、他社の業務プロセスを身につけることもできたと思う。その経験を活かして、さらに業務を充実させていただけることを期待している。

参加者の感想

参加者
私自身に出来ることとして、現在の所属部署に外部での経験を含め貢献することはもちろんのこと、グループではリファラル採用も実施しており、周囲の方で日本郵政グループに興味がある人に声をかけてまいります。
参加者
経営陣と話す機会はなかなかないため、良い経験となりました。特に、若い世代の方は経営陣と接する機会が少ないため、今後もこのような場で接する機会を設けていただければ幸いです。
集合写真

意見交換会を振り返って
(増田社長)

増田社長
現在、多くの日本企業が中途採用を活かす方向性に変化しています。そして、今後の社会はジョブ型のように多種多様な社員が集まって仕事する形に変わるでしょう。今後も日本郵政グループの持てる力を発揮できるよう、中途採用やアルムナイネットワークを活用することに加え、そのほかの多様な人材採用ルートも開拓し、組織の多様性を確保したいと考えています。
 
一方で、人事制度を変更したものの、うまくいかないという企業も存在します。目的を達成するために時代に合った制度に変えることは容易ではありません。社員の皆さんのアイディアは、日本郵政グループの成長を支える重要な力になりますので、将来の日本郵政グループの採用制度や人材戦略についてご意見があれば、積極的にお寄せください。

今後も日本郵政グループ役員・社員と増田社長との意見交換会を定期的に行ってまいります。
開催模様については、随時発信していきますので、ご注目ください。