ESG投資

日本郵政グループでは、資金運用に際し、公共性・社会性に十分な配慮を行うとともに、地域の活性化や持続可能な社会の構築へ、積極的に貢献しています。

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行では、ステークホルダーからの気候変動などの社会課題への取り組みに対する要請の高まりや、TCFD※1提言への賛同などを踏まえ「ESG投資方針」を定め、当該方針に基づいた投資を行っています。
世界各国の企業が発行するグリーンボンドやソーシャルボンド等への投資、また、日本の地域活性化に資する観点から、地域活性化ファンド等を通じた資金供給により、地域のリスクマネーのニーズに応えていきます。

KPI
  1. ※1 金融安定理事会により設置された気候関連財務情報開示タスクフォース
  2. ※2 Key Performance Indicator:重要業績評価指標

具体的な投資事例

ゆうちょ銀行は、世界各国の企業が発行するグリーンボンドやソーシャルボンドに投資しており、持続可能な社会の構築に向けて、運用を通じて貢献しています。

主な地域ファイナンス(2020年度)・主な地域活性化ファンド(2020年度)

かんぽ生命保険

かんぽ生命保険は、生命保険会社としての社会的責任を果たすという観点から、持続可能な社会の実現と長期的な投資成果の向上・リスク低減を目指し、「ESG投資方針」に基づいた投資を行っています。
2020年度は自然環境保護やジェンダー平等などへの支援をテーマとする債券への投資に加え、新型コロナウイルス感染症対策を支援することを目的とした「コロナ債」へ投資するなど、ESG投資の裾野を拡大しました。
また、全運用資産を対象としてESGの諸要素を考慮するほか、「Well-being向上」「地域と社会の発展」「環境保護への貢献」というテーマを重視した、かんぽ生命保険らしい“あたたかさ”の感じられる投資を行っております。

具体的な投資事例

かんぽ生命保険は、ESG投資方針に基づき以下の投資を行っています。主なテーマ型投資の事例は、以下のとおりです。

主なテーマ型投資事例

アジア太平洋地域における学校教育、職業訓練及びジェンダー平等を支援するエデュケーション・ボンドへの投資(2021年3月)
Ⓒアジア開発銀行
人、動物、地球環境における「健康」をひとつと捉え、守っていくワンヘルス・アプローチを支援するサステナブル・ディベロップメント・ボンドへの投資(2021年3月)
©米州開発銀行
国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」を通じたワクチンの購入・配布を支援するサステナブル・ディベロップメント・ボンドへの投資(2021年3月)
©米州開発銀行
グリーン・リカバリー(コロナ禍における持続可能性のある低炭素社会への移行)を支援するグリーンボンドへの投資(2021年1月)
©世界銀行
炭素集約度の高い産業の低炭素化への移行(トランジション)を支援するグリーン・トランジション・ボンドへの投資(2021年1月)
©欧州復興開発銀行
新型コロナウイルス感染症対策を目的としたサステナブル・ディベロップメント・ボンドへの投資(2020年5月)
Ⓒ米州開発銀行
新型コロナウイルス感染症対策を目的としたSustainability Awareness Bond(持続可能性への認知度を高める債券)への投資(2020年5月)
Community of Madrid Ⓒ欧州投資銀行
太陽光発電、バイオマス発電等の再生エネルギー事業(プロジェクトファイナンス)への投資(2017年より開始)

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