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不動産事業におけるシナリオ分析
分析の範囲
シナリオ | IPCC RCP1.9シナリオ・RCP8.5シナリオ IEA WEO NZE 2050シナリオ・WEO STEPSシナリオ |
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対象事業 | 不動産事業 |
対象期間 | 2050年 |
シナリオの定義
産業革命前と比べて今世紀末の気温上昇を1.5℃以下に抑えるシナリオと、産業革命前と比べて今世紀末の気温上昇が4℃を超えるシナリオ※を想定して、不動産事業への影響を分析しました。
※移行リスクについては2.6℃シナリオ(IEA WEO STEPS)を使用
物理的リスク:国際気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が策定したRCP1.9、RCP8.5
移行リスク :国際エネルギー機関(IEA)が策定したWEO NZE 2050、WEO STEPS
不動産事業の重要なリスク、機会及び影響
気候変動が不動産事業に与えるリスクと機会、各シナリオの状況下における影響は次のとおりです。
リスク・機会の区分 | 発生時期見込み※1 | 財務への影響※2 | 重要なリスクと機会、想定される影響(シナリオ分析) | |
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物理的 リスク |
急性 | 短期 | 中~小 |
【RCP1.9シナリオ】 【RCP8.5シナリオ】 |
慢性 | 短期 | 中~小 |
【RCP1.9シナリオ】 【RCP8.5シナリオ】 |
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移行 リスク |
政策 ・規制 |
中長期 | 中~小 |
【WEO NZE 2050シナリオ】 【WEO STEPSシナリオ】 |
市場動向 | 中長期 | 中~小 |
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技術 | 中長期 | 中~小 |
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評判 | 短期 | 小 |
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機会 |
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- ※1 発生時期見込み:短期(~1年程度)・中期(~3年程度)・長期(3年~)で区分しています。
- ※2 財務への影響:現時点では、大(100億円以上)・中(10億円以上、100億円未満)・小(10億円未満)を目安としていますが、今後も引き続き定量的な影響の分析を進めてまいります。