11月7日(木曜日)、増田社長と日本郵政グループ社員との意見交換会を開催しました。
株式会社ゆうちょ銀行の市場部門社員4名が参加し、「市場部門社員から見たゆうちょ銀行・日本郵政グループの現状と今後貢献していきたいこと」というテーマで意見を交わしました。
社員からの主な意見(市場運用業務を通じて感じるゆうちょ銀行・日本郵政グループの現状と課題)

- 新型コロナウイルスなどでマーケットが変動した状況でも安定的な運用実績を出せているなど、一定の成果は出すことができている認識。
- 外貨調達は現状、マーケットで調達する必要があり、外貨預金などがあれば外貨資金繰りがより安定的になると思料。
- ゆうちょ銀行のバランスシートの中で最も資本を使っているのは市場部門であるため、市場部門が主体的に資本効率を意識した運用や業務をしていく必要があると感じている。特に、PBR向上などの社会からの要請や人口減少、規制強化などの外部環境の変化を踏まえると社員一人ひとりの意識の徹底が必要。
社員からの主な意見(今後の市場運用のあるべき姿、それを目指すために貢献したいこと)
- われわれは国内最大規模の資金を持っているため、引き続き大口投資家でしかできないような貴重な投資機会にエントリーしていきたい。
- 投資対象の資産が多様化しているなかで、収益性を向上させるには、社内の部門内や部署間の物理的・心理的な壁も課題になる。中途採用により優秀な人材を招き入れるというだけではなく、社内のさまざまなバックボーンや視点を持った人材に加わってもらうことにより、チームを活性化していけたらとよいと考えている。

増田社長からのコメント

- ゆうちょ銀行は、多様な経験を積んだ人たちが集まっている会社だと感じている。その分、多様な考え方があるため、考え方の違いを調整しながら、組織として一つひとつ前に進む力にしていくことが大切だと思う。
- たとえば、ゆうちょ銀行ではΣビジネスに取り組んでいるが、会社として大きなチャレンジをしているなかで、市場部門がどのように寄与していくのか、グループや社内で関心や問題意識を持ってもらうとよいだろう。