2019年4月22日 月曜日 日本郵政株式会社 社長会見の内容
- 社長
よろしくお願いします。本日、私からは6件お話をさせていただいて、後ほど皆さまからご質問を受けてまいりたいと思います。
最初に、「ゆうちょPay」についてご報告申し上げます。ゆうちょ銀行は5月8日(水)から、スマートフォンを活用した新しい決済サービス、「ゆうちょPay」の取扱いを開始いたします。
「ゆうちょPay」は、大手家電、スーパー、飲食店等の店頭で広く利用できる決済機能のほか、当グループのお客さまに広くご利用いただいている払込用紙にコードを掲載し、当該コードを読み取り、決済する機能等を有するスマホ決済サービスとなっています。 今回、初めて、「ゆうちょPay」が使える主なお店、払込用紙について公表させていただいております。なお、本公表はあくまで第1弾となっており、今後も「ゆうちょPay」が使えるお店、払込用紙は増加していく見込みです。
また、「ゆうちょPay」の利用者向けの施策として、先着100万名さまへ現金500円をプレゼントする、「ゆうちょPayデビューキャンペーン」やSNSを活用したキャンペーンを実施します。今後も様々なキャンペーン等の施策を展開し、より多くの方々に「ゆうちょPay」に触れていただく機会の創出を図ってまいりたいと考えております。
さらに、当グループの強みである、全国の郵便局ネットワークを活用し、「ゆうちょPay」が使えるお店の拡大、また、利用者にしっかりとサービスが定着するよう双方への営業に取り組むことで、次世代のキャッシュレス社会においても引き続き、私ども日本郵政グループが重要な社会的役割を果たせるよう努めてまいります。2件目です。かんぽ生命株式の第2次売出しについてお話しさせていただきます。このたびの件は、郵政民営化法の方針に従い、かんぽ生命の株価、当社の資金需要、当社の連結業績への影響等を勘案した上で、本売出しの実施を決定したものであり、今日までの間、特段の問題もなく進んでおり、明日23日(火)をもって投資家の皆さまへ株式の受渡しが完了する予定です。
3件目として、4月9日(火)に財務省から日本郵政株式の売出し準備として、主幹事証券会社の選定手続を開始する旨の報道発表がありました件について、お話しさせていただきます。これについては、財務省から「売却に必要となる事務的な準備は相当程度の期間を要するものであり、まずは準備を進めておくこととしたもの」と聞いています。郵政民営化法上、政府が保有する日本郵政株式の割合は、「できる限り早期に減ずるものとする」とされており、政府においては、その時々の市場動向等を勘案しつつ、実際の売却時期について検討することとなると理解しています。日本郵政株式の早期売却は、郵政民営化法に沿うものであり、復興財源の確保に直結することから、当社としても今後、必要に応じて事務的な準備を進めてまいります。
4件目として、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)宣言への賛同表明についてお話をさせていただきます。2月1日(金)の会見において、ダボス会議の印象についてお話をしました。その際、気候変動に立ち向かうイノベーションによる問題解決が必要ということで、日本は自由で開かれたルールに基づく国際秩序の維持・強化に取り組むという意欲を示しており、世耕大臣、河野大臣をはじめとする日本の存在感が大きかったとお話ししました。また、ESGに配慮し、長期的視点に立った経営戦略についても非常に多くの投資家を中心に、かなり大事なテーマとして浮かび上がってきているということを強く感じたと申しました。
そのような中、当社、ゆうちょ銀行及びかんぽ生命におきましても、金融安定理事会により設置されました気候関連財務情報開示タスクフォースの提言に賛同することを決定しましたので、お知らせいたします。
日本郵政グループにおいては、日本郵政グループCSR基本方針において、「気候変動による影響に適応した事業運営に努めるとともに、地球環境への負荷低減に配慮した事業活動及び環境保全活動を積極的に推進します」と宣言しています。
また、日本郵政グループ中期経営計画2020においても、SDGsの達成に向けた取り組みの一環として、温室効果ガス排出量の削減を掲げるほか、グリーンボンドへの投資など、持続可能な社会への貢献を進めています。これらに加え、今後はTCFDの提言を踏まえ、気候変動がグループ各社の事業に与える影響についての分析を深め、さらなる情報開示に取り組んでまいります。5件目として、4月27日(土)から5月6日(月・休)までの10連休期間中における配達、郵便局等の窓口及びATMの営業等について改めてお知らせいたします。
以前ご説明させていただきましたとおり、配達業務につきましては、ゆうパック、速達、書留などは毎日配達を行います。普通郵便物、特定記録郵便物、一般のゆうメールなどについては、4月27日(土)と5月2日(木・休)の2日のみ配達を行います。
ATMにつきましては、4月27日(土)は通常の土曜日の営業時間、4月28日(日)から5月6日(月・休)までは、日曜日及び休日の営業時間となります。
なお、郵便局の窓口及びゆうちょ銀行の窓口につきましては、原則、お取り扱いいたしません。
また、改元を記念したフレーム切手を4月26日(金)及び5月1日(水・祝)から販売いたします。平成と令和の文字をあしらった切手を5万シート、武田双雲氏による「令和」の書を使用した切手を1万5,000シート販売いたします。発行部数が限られておりますので、お早めにお買い求めください。
平成最後の日となる4月30日(火・休)及び令和最初の日となる5月1日(水・祝)には、一部郵便局にて記念押印の対応をさせていただきます。
なお、連休中のフレーム切手の販売、記念押印は、一部の郵便局に限られておりますので、ホームページなどでご確認ください。
このほか、2019年用年賀「ダブルチャンス賞」の商品として、5月にはシリアルナンバー入りの特別お年玉切手シートを発行するとともに、同じデザインでシリアルナンバーのないものをネット及び郵便振替の通信販売で販売させていただきます。これにつきましても、2万シートと発行部数が限られておりますが、販売状況により追加発行も予定しておりますので、より多くのお客さまにお買い求めいただければ幸いです。最後に、本日、帝国ホテルにて開催しました第86回郵政記念日中央式典についてです。この郵政記念日とは、1871年(明治4年)3月1日、新暦の4月20日、東京-大阪間で新式郵便業務を開始したことを記念し、4月20日を郵政記念日として制定したものです。
創業者である前島密翁をはじめとする先人たちの偉業を思い起こすとともに、長年、職務に精励し、事業の発展に貢献してきた社員の功績をたたえるものとし、全国5,525名の社員及び郵政事業の普及・発展に貢献いただいている3名の個人及び6つの団体に対して表彰状、感謝状を授与したところです。
私から申し上げるのは以上でございます。
